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ベトナムニュース【不動産】月給1500万VNDで家が買えるか?

(C) : NGỌC THẮNG

 グエン・トゥ・ハーさん(28歳、ホーチミン社会人部科学大学卒業)は月額1500万VNDを稼いでいるが、今のところ賃貸住まいだ。
「ホーチミン市で家を購入するなら、少なくとも3億VNDはためてないといけません。田舎の両親は既に年老いていますし」

 バイクタクシー運転手のT.D.Tさん(35歳、ティエンザン省出身)は、家をまだ買うことができない理由をこう語った。
「私はバイクタクシー以外に駐輪場やデリバリーの仕事もしており、月収は1500万VND以上ありますが、家賃、子供のミルク代、田舎の両親への仕送りなどでいくらも残りません。」

 ホーチミン経済大学の副学長によると、ホーチミン市で個人の家を所有している若者はまだ少なく、ニールセンのレポートによると、不動産価格が収入に対して高すぎるために、35歳以下の70%以上が個人の家を所有できていない。

ハノイの不動産会社に勤めるカンさんによるとこれまでの経験から、35歳以下で個人の家を所有できる人は、2種類に分けられるそうだ。

 一つは家族が裕福で、数年仕事をしながら節約してお金をためて購入するタイプ。もう一つは、情熱的な経営をしたり、ITや金融、不動産など急速に発展している分野で活躍している若者たちだ。

 しかし、これらの2種類のタイプの人たちもそれほど多いわけではない。カンさんによると「Covid-19後の調査では、多くの若者が月給800万VNDから1500万VNDで働いており、都市部での生活費を考えると、個人の家を所有するのは非常に難しいです」。

確かに困難ではあるが、実際にホーチミン市やハノイで35歳まで、中には25歳で家を購入した人たちもいる。

 フーンさんは、25歳でホーチミン市2区にマンションを購入した。彼女は、副業や金融投資で収入を増やしたが、最も重要なポイントは資産管理であった。
「給料を受け取ったら使い道を飲食費や家賃、ガソリン代などの固定費、貯金と投資(収入の15%)、自己啓発(上記2つの残金)の3つに分けます。例えば、収入が1500万VNDだった場合、225万VNDを貯金して、800万VNDを固定費、残りの475万VNDを自己啓発費用に充てると言った感じです」

 フーンさんによると、家の購入はローンがお薦めだ。家を買う前に貯金があれば、例えば5億VNDを貯めて、30%を頭金、残り70%を25年ローンで支払うとすると、1億から2億VNDは手元に残せることになる。また、最初に購入するのは、郊外の1ベッドルームがお薦めとのこと。
(計算が合わないが原文ママ翻訳。ベトナム人読者からも異論のコメント多い)

 ホーチミン市の教育関係で働くフイさん(32歳)は、25歳の時に自分の家を購入した。大学卒業してすぐは月給が700~800万VND程度だったが、ホーチミン市に家を買う目標を立てて学生の時からアルバイトをして貯金をしており、収入を少しでも上げるために副業も色々して、土地を購入した。フイさんは就職してから2年でクチに初めての土地を購入し、その後その土地を売却して、より中心部に近い土地を購入した。
「若者は常にアクティブで前向きに生活し、自分が誰でどこにいて、どんな目標に向かっているかをハッキリと自覚しなければなりません。また、自分がより効率的に働けるように自らを鍛え、適切な時間配分を心がけなければなりません。私の普段の睡眠時間は4時間です。日曜日でさえも朝3時に起きて読書をしたり、家の掃除をしたり、仕事をしたりしています」

35歳までにホーチミン市などの都市部に家を買おうと思ったら、若い時から勉強を続け、生活にITを効果的に取り入れることで、収入を増やしたり、しっかりとした資産管理をすることが必要なようだ。

出展:THANH NIEN 17/6/2020
上記を参考に記事を編集・制作