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【新型コロナ】ハノイ、新規感染者289人、F1の自宅隔離を承認する区も

(C) VNEXPRESS

ハノイ疾病予防管理センター(CDC)は、11月15日の夜になって過去24時間に289人の新規感染者が確認されたと発表した。このうち47人が市中感染で、ナムトゥーリエム区、ハドン区など多くの区が条件を満たすF1の自宅隔離を承認した。

47人の市中感染者は、クオックオアイ県で10人、ロンビエン区7人、タインオアイ県6人、ハドン区4人、ホアンマイ区とナムトゥーリエム区3人、ハイバーチュン区、タインチ県、トゥーンティン県2人、タイホ―区、チューンミー県、ザーラム県、タインスアン区、フックトー県、メーリン県、ホアイドゥック県、ソックソン県で各1名と市内17の区と県にまたがって確認されている。

11月15日の夜に保健省は、ハノイ市の新規感染者数が239人であったと発表した。そのため今日確認された感染者の一部は、まだ保健省に正式に登録はされていないことになる。

4月27日から現在までのハノイ市の累計感染者数は6331人で、そのうち市中感染者は2318人で、隔離施設内で確認された感染者数は4013人となっている。

ホアンキエム区COVID-19感染防止対策管理委員会は、感染者と同時期に下記の4か所を訪問した市民を探していると発表した。対象者は、自宅又は宿泊施設で自主的に隔離し、地元の保健局またはCDCへ連絡するように要請されている。

場所と時間の情報は下記の通り。

11月12日18時から20時:マーマイ通り37番のBBQレストラン

11月13日8時から9時半:タヒエン通り39番のカフェ

11月13日13時から14時:ホアマー通り104番のキンキーレストラン

11月14日9時15分~10時:ハンバイ通り50番のフォー屋

発熱、咳、のどの痛み、息切れ、身体の痛み、倦怠感、悪寒、味覚障害などの何れかの症状があるハノイ市民は、感染リスクを早期に発見し検査と治療をおこなうため、直ちに地元の保健機関へ連絡するように求められている。

ハノイをはじめとした多くの地域で感染者と重症者が増加傾向にあり、地域の感染レベルが上昇している。そのため、最近になってハノイ市内の多くの区が条件を満たすF1の自宅隔離を認めるようになってきている。

ナムトゥーリエム区保健局のグエン・アイン・トゥアン局長は、現在区内の10街区全てが条件を満たすF1の自宅隔離を認めていると話す。自宅隔離の条件は、高齢者、基礎疾患のある人、妊婦、子供の4つのグループに属するF1で、独立した部屋とトイレがあり、世話をする人がいてゴミの分別が出来ることとされている。

ハドン区の医療センターの担当者によると11月上旬からハドン区も高齢者、基礎疾患のある人、妊婦、18歳未満の子供で上記の条件を満たせる場合は、自宅隔離が認められるとしている。

以前、多くの専門家がハノイ市に対してF0とF1の自宅隔離対応を検討するように提案していた。F1を自宅隔離することは、隔離された人の経済的な節約にもなり、心理的にも深刻な影響を受けるのを避けることができる。多くのハノイ市民は、自宅隔離に対応できるだけの施設と条件を備えている。また、自宅隔離のF1の健康状態を管理したり追跡するのに十分な医療システムと地域当局のマンパワーも確保されている。

ハノイ市は、感染が確認された場所に設置できるように508台の移動式医療ステーションを配備する計画がある。また、”リスクが発生したら囲い込む”という原則に基づいて、各感染地域を柔軟に対応する方針だ。

出典:15/11/2021 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作