ベトナムでは結婚や出産を経ても女性は働きますし、特に外国企業の外国人は、「優秀な女性が多い」と口を揃えます。
女性が働く理由は、家計の援助や子供の教育費などがありますが、そもそも働く女性が一般的で、専業主婦は見当たりません。
大手企業の女性社長も珍しくなく、ある調査では企業の上級管理職に占める女性の割合は36%と3分の1以上です(日本は15.4%)。
産休の期間は最大で6ヶ月(180日)あり、ベトナムの労働法で保障されています。
この26週間という期間は東南アジアで最長であり、2位のシンガポールで16週間です。
多くの女性は出産直前まで働き、産休を終えて会社に復帰します。
それが当然の権利であり、日本の「マタハラ」のような差別は聞いたことがありません。