今回の話は、人に頼ってばかりの人と自分の力で成し遂げる人の違いです。もちろん前者が私です。
今年の3月、困った出来事が突然発生しました。PDF画像を私用アドレスから会社アドレスに送ったところ、データの読み込み途中で処理が進まなくなりました。PCを再起動してもバッテリーを外しても処理中のままで、削除もできません。
どうにもならないので友人のIT企業の社長に見てもらうと、CPUの処理能力が限界で、動きが異常に遅くなっているとのこと。「ITリテラシーのない人は、PCが使えなくなるまで放置するからダメなのだ」とキツい一言。私はようやく新しいPCに買い替えましたが、旧PCからのデータやソフトの移行は人に頼りっぱなしでした……。
数日後、日本からデータ処理の要請がありました。私のプレゼンしている画像と音声をパワーポイントのスライドショーに挿入する作業です。簡単なのかもしれませんが私にはわかりません。その作業の指導を同じIT企業の社長にお願いすると、彼はネットで検索してその手順を調べていました。
未経験でも適切なサイトを見つけられれば作業の方法がわかる。それが現代社会です。知らないことをすぐに人に頼る姿勢が時代に取り残され、自分で調べる人は新しい知識をどんどん取り入れています。
翌日、完成した資料を修正してほしいとの依頼がありました。やり直しの作業をすることになりましたが、これだけは自分でやりました。人に頼ってばかりではダメだと知った出来事でした。