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【社会】ホーチミン市、1区とタンビン区が基本的な感染抑制に成功

(C)VNEXPRESS

ホーチミン市1区は、感染が基本的に制御できたことを受けて、10月上旬からベンタイン市場の活動再開を予定している。一方、タンビン区は保健省の基準を6/6達成したと発表した。

9月29日、ホーチミン市1区人民委員会のレ・ドゥック・タイン主席は、1区が基本的な感染制御に成功し、ホーチミン市感染防止管理委員会の検査チームによる公認を受けたと発表した。

それによると、9月2日から22日までの3週間で1区の新規感染者数は、ピーク時の2138人から83%減の353人まで減少した。検査の陽性率は1.79%で、以前の5.8%から大幅に低下している。直近7日間、1区では新たなクラスターは発生していない。

以前、1区には感染リスクが非常に高い地域が6街区、感染リスクの高い地域が4街区存在していた。しかし現在ではこのうち6街区が感染リスクがある地域、4街区がニューノーマル地域に改善した。

感染抑制状況に基づき、タイン主席は、ベンタイン市場とタンティン市場の再開を検討していると述べた。これは、地域の住民の食品需要に応えると共に、ニューノーマル時代以降の観光業も見据えた動きだ。また、1区ではホーチミン市の方針に従って、必要不可欠なサービス事業も再開させる考えだ。

「1区の経済部局は、各企業に対して感染安全対策に関する基準に従い事業再開登録の方法を説明します。1区は、段階的に経済活動を回復させるために、企業に対して最大限の便宜を図ります。」とタイン主席は述べ、1区は”安全が確認できた場所から緩和する”という方針に基づき、各地域の感染抑制状況を評価した上で、緩和条件を決定していくという考えを示した。

ホーチミン市のタンビン区のレ・ホアン・ハー党書記によると、タンビン区は保健省の定める基準の6/6を達成した。この3週間で区内の新規感染者数はピーク時から86%近く減少した。また検査の陽性率も3%から0.2%に減少している。区内のレッドゾーンの割合は77%、オレンジゾーンは56%、イエローゾーンは33%減少した。

「ニューノーマル時代に備えるために、タンビン区内の441ヶ所のバリケードや封鎖地域のうち228ヶ所を解除しました。」とハー党書記述べ、タンビン区では18歳以降の人口の95%が1回目のワクチン接種を完了し、50歳以上の85%が2回目の接種を完了していることを明らかにした。

タンビン区のこれまでの累計感染者数は2万1000人以上で、1区の累計感染者数は1万4000人以上となっている。これは、ホーチミン市内の22の区と県で6番目と14番目に高い数字だ。

これで、9月上旬からこれまでにホーチミン市内の9か所の区と県が感染制御に成功したことになる。これまでに感染抑制が確認されていたのは、トゥードゥック市、7区、フーニョン区、ゴーバップ区、クチ、ニャーベー、カンゾーの7地域だ。7区とクチ、カンゾーでは9月16日から試験的に一部の企業の活動再開が認められている。

ホーチミン市は、死亡者数の減少、人工呼吸器使用率の低下、退院患者数が入院患者数を上回るなど複数の前向きな兆候を示すデータを受けて、10月1日から経済活動を再開させたい考えだ。ホーチミン市は、結婚式、スポーツ、理髪、小売など様々な事業の活動再開を許可するとみられている。

出典:28/09/2021 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作