ホーチミン市保健局は、国立衛生疫学研究所に対して10月末までにホーチミン市内のワクチン接種を完了させるため、各種COVID-19ワクチン600万回分以上を提供するよう求めた。
この要求は、ホーチミン市の18歳以上人口720万人以上に早期に2回目のワクチン接種を完了させるために、10月31日までに必要なワクチン数についてホーチミン市保健局が、9月20日に国立衛生疫学研究所に送付した文書に記載されていた。
ホーチミン市保健局によると、9月19日時点で、ホーチミン市に残されているワクチン数は、アストラゼネカ製ワクチンが約10万9000回分、ファイザー製ワクチンが12万6000回分、ヴェロセル(シノファーム)ワクチンが53万9000回分の合計77万4000回分となっている。
ホーチミン市は、9月20日から10月31日までに1回目の接種に47万2000回分、2回目の接種に560万回分のワクチンが必要だと試算している。このうち490万回分は、1回目にアストラゼネカを接種してから8~12週間以上経過した人に接種するアストラゼネカまたは、ファイザー製のワクチンで、62万4000回分がベロセル(シノファーム)ワクチンの2回目接種用となっている。
COVID-19感染防止管理委員会によると、9月20日の午後までにホーチミン市は880万回以上のワクチン接種を完了している。このうち、670万人以上が1回目の接種で、210万人以上が2回目の接種となっている。
ホーチミン市では、感染第4波によってこれまでに34万1600人の感染が確認されている。
出典:21/09/2021 VNEXPRESS
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