ビンディン省観光局のグエン・バン・ズン局長が、ビンディン省が感染防止対策を実施してる中で、ゴルフをしてF1になったとして30日の停職処分が下された。
8月5日の午後、ビンディン省人民委員会のグエン・フィー・ロン主席は、観光局のズン局長に対して、COVID-19感染防止対策に違反した疑いで調査と処分を検討するため、8月5日から停職処分にすると発表した。同時に、ズン局長は、ビンディン省の感染防止対策管理委員会からも除名された。
代わってビンディン省観光局のフイン・カオ・ニャット副局長がズン局長の代理として観光局の業務を遂行するように指示され、ビンディン省の感染防止管理委員会の観光局代表も務めることになった。
ビンディン省人民委員会のロン主席は、既にビンディン省党員常任理事会が党員規律委員会に対して違反行為の調査をおこなうように指示したと述べた。「現在の状況では、この調査は必要です。我々は全ての市民が手を取り合って感染防止対策に取り組むことを望んでいます。一方で、社会隔離期間中にもかかわらず感染防止規定に違反した党員に対しては、断固とした処分を下す必要があります」とロン主席は述べた。
これより前の7月31日と8月1日に、ズン局長は、ビンディン省税務局のグエン・コン・タイン副局長および、2人の民間人とクイニョン市のゴルフ場でゴルフをしていた。このグループのメンバーはゴルフ場の女性従業員と接触していたが、この女性が8月3日に陽性と確認された。その日のうちにこのゴルフのメンバー4人は隔離され、簡易抗原検査をうけた結果、陰性が確認された。
ビンディン省とクイニョン市は、6月1日からスポーツ施設の活動を停止するよう指示しており、ズン局長とタイン副局長の行動は、感染防止対策規定違反に該当するとみられている。タイン副局長も8月5日から15日間の停職処分となっている。
出典:05/08/2021 VN EXPRESS
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