ホーチミン市6区のロゴム運河で体長80㎝、重さ3㎏のワニが捕獲され、動植物園に引き渡された。
1月10日の昼頃、6区のロゴム運河の堤防に黒いワニが横たわっているのを市民が発見し、携帯電話で写真を撮って当局に通報した。数十分後にワニは水の中に入った。捜索隊と市民が長時間運河沿いを捜索して、網でワニを捕獲した。ワニはその日のうちに、1区の動植物園に引き渡された。
ホーチミン市6区人民委員会のレ・タイン・ビン副主席によると、現在6区内にはワニの養殖場は存在しない。「恐らくこのワニはどこかの檻から逃げ出して泳いでここまでたどり着いたのでしょう。」とビン副主席は話し、念のためにロゴム運河をチェックすると付け加えた。
2021年4月には、ホーチミン市ビンチャン区の運河で、20日間のうちに体長1.5~2mのワニ4匹が捕獲されたことがある。2020年中旬にも、体調80㎝、体重4㎏のワニが4区の運河で発見されている。ホーチミン市農業農村開発局は、COVID-19の影響によりワニの国内消費と輸出が停滞しており「業者が損失拡大を抑えるために、わざとワニを野生に放した可能性もある。」と指摘する。
法律の規定によると、市民はワニを飼育することが認められているが、飼育ケージの基準を厳格に順守し、飼育登録をおこなう必要があるとされている。また、ワニの養殖事業をおこなう場合も森林保護局の許可を事前に取得する必要がある。
出典:10/01/2022 VNEXPRESS
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