2025年4月30日に予定されている南北統一50周年記念式典に向け、ベトナム人民軍は4月18日午前、ビエンホア空港(ドンナイ省)からホーチミン市中心部へ向けて、軍用ヘリコプターによる旗掲揚飛行訓練を実施した。これは、ホーチミン市の上空で行われた初めての旗掲揚飛行訓練となる。
3部隊が参加、ロシア製ヘリによる編隊飛行
訓練には、ベトナム人民軍空軍の第370師団所属・第917航空連隊、第371師団所属・第916航空連隊、第372師団所属・第930航空連隊が参加。ロシア製の中型多目的ヘリコプターMi-171、Mi-17、Mi-8が使用され、「3-4-3」のフォーメーションで編隊飛行が行われた。

中心部を通過する飛行ルート
飛行ルートは、ビエンホア軍事空港(ドンナイ省)を出発し、トゥードゥック市、サイゴン橋、統一会堂(旧大統領官邸)、バクダン埠頭を経由し、サイゴン川沿いを北上してビンズン省トゥーダウモット市方面へ抜け、再びビエンホア空港へと戻る。
巨大な国旗と共産党旗を掲揚
各ヘリには約20平方メートルの共産党旗とベトナム国旗が掲げられ、旗が空中で美しく広がるよう、約120kgの重りが吊り下げられていた。

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