ホーチミン市では、35歳までに2人の子どもを出産した女性に対し、一度限りで現金500万VNDを支給する制度を導入する。
低出生率対策の一環として
2025年8月28日、ホーチミン市人民評議会は、人口政策の遵守や成果に応じた個人・団体への奨励・支援に関する議決を可決した。今回の現金支給は、低出生率の改善を目的とし、同市に居住するベトナム国籍の女性を対象としている。
支給額の引き上げ
ホーチミン市人民評議会の文化・社会委員会によれば、今回の「特典」は従来の300万VNDから500万VNDに引き上げることで、より多くの女性に奨励効果をもたらすとされる。ホーチミン市の総出生率は1.43人で、置換水準を大きく下回っており、今回の政策で2030年までに1.6への引き上げを目指す。
貧困世帯や特別地域の妊婦・新生児への支援
さらに貧困・準貧困世帯、社会保障対象者、島嶼・特別区在住の妊婦や新生児には、出生前および新生児スクリーニングに対し合計200万VNDが支給される。内訳は出生前スクリーニング60万VND、新生児スクリーニング40万VND、現金支給100万VNDとなっている。
優良団体への奨励
また過去5年間、出産適齢期の夫婦の60%以上が2人出産を達成した地域やコミュニティには、ホーチミン市人民委員会主席から表彰状と現金6000万VNDの支援が行われる。財源は現行の国家予算法に基づく国家予算から賄われる。
議決の施行と全国水準
この議決は2025年8月28日に可決され、9月1日から施行される。ホーチミン市は、妊婦支援と出生奨励において国内で最も高水準の取り組みを行う地域となる。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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