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【社会】ベトナム、労働生産性成長率で世界トップ5入り

世界知的所有権機関(WIPO)のダレン・タン事務局長
(C)TUOI TRE

WIPOが「世界イノベーション指数2025」を発表

世界イノベーション指数で第44位を維持

世界知的所有権機関(WIPO)は9月16日、世界イノベーション指数(Global Innovation Index – GII)2025年版を発表した。
ベトナムは139か国・地域の中で第44位となり、2024年から順位を維持した。

中所得国で上位の改善国に

WIPOの報告によると、ベトナムは2013年以来、イノベーション指数の順位を大幅に改善した9つの中所得国のひとつに数えられた。
ベトナムのイノベーション投入指標(制度、人材・研究、インフラ、企業発展度など)は2023年の53位から2025年には50位に上昇している。
一方で、イノベーション成果指標(知識・技術の産出、創造的産出)は36位から37位に1ランク下がったが、依然として投入指標を上回っている。

ASEANで第3位、インドに次ぐ中所得国

ベトナムは低中所得国グループで第2位を維持した。ベトナムより上位の低中所得国はインド(38位)のみである。
ASEAN諸国ではシンガポール、マレーシアに次ぐ第3位に位置し、タイを上回った。

労働生産性成長率で世界4位

報告書によれば、ベトナムは2014年から2024年にかけて労働生産性の成長率で世界トップ5に入り、中国、エチオピアと並ぶ急成長国とされている。
さらに、ベトナムは15年連続でイノベーション成果が経済発展度を上回る国として評価されている。

輸出・技術分野で世界をリード

2025年には、以下の3つの分野で世界首位となった。

  • ハイテク輸入
  • ハイテク輸出
  • クリエイティブ製品輸出(初の首位)

加えて、

  • 労働生産性成長率:世界4位
  • スマートフォンアプリ開発数:世界7位
  • 企業による研究開発(R&D)負担割合:世界8位
    と、複数の指標で世界上位に位置付けられた。

イノベーション指数の意義

世界イノベーション指数は、各国の科学技術・革新能力を多面的に評価する国際的な指標であり、経済社会の発展における強みと課題を示す。
ベトナムは今後も、中所得国の中でイノベーションを成長の原動力とするモデルとして注目されている。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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