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【法律】ホーチミン市警察、住民にVNeIDへの定期的なログインを呼びかけ

VNeIDの情報を定期的に確認するよう呼びかけるホーチミン市警察職員
(C)THANH NIEN

誤情報を防ぎ権利を守るために

ホーチミン市警察は市民に対し、電子身分証アプリ「VNeID」に定期的にログインし、登録情報を確認するよう呼びかけている。これは、個人や世帯情報に誤りが見られるケースがあり、権利保護や行政手続きに支障をきたさないようにするための措置だ。

ホーチミン市警察行政管理部(PC06)のホー・ティ・ラン副課長は「登録率は高いものの、利用頻度は低く、パスワード忘れやログイン不足により誤りを見逃す例がある」と説明。誤りがあった場合はアプリ経由で通報できるほか、居住地の派出所に相談できる。

航空手続きでの利用拡大

VNeIDは空港での生体認証による本人確認にも活用が進む。ホーチミン市では、タンソンニャット空港第3ターミナルやコンダオ空港で導入され、2か月間で11万人以上が利用。生体認証利用者は開始当初の2.6倍に増加した。
ただし現状では、乗り継ぎ客、外国人、子どもには適用されていない。ホーチミン市警察では今後、拡大の可能性を検討している。

約4万人の子どもが住民登録未完了

一方、ホーチミン市警察は9月18日の会見で、市内に出生届は出されているが住民登録が行われていない子どもが約4万人いると発表した。

ラン副課長によると、背景には法制度上の制約や、出稼ぎ世帯などが情報不足から登録を怠ったケースがあるという。保護者が「出生届を出せば自動的に住民登録される」と誤解している例も多い。

政府は2025年1月10日に施行された新政令154号で、子どもの住民登録要件を緩和し、初回登録では住居の合法性を確認せず、親と同じ住所での登録を認める仕組みに改めた。

ホーチミン市警察は今後も関連機関と連携し、登録を促進する方針。法律では出生届から60日以内に住民登録が義務付けられており、違反すれば50万~100万ドンの罰金が科される。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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