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【事件】ハノイで元村幹部2人を起訴 カラオケ店の麻薬使用を「保護」

ベトナム公安省麻薬犯罪捜査局(C04)のホアン・クオック・ビエット副局長
(C)THANH NIEN

カラオケ店3カ所で違法薬物使用 村幹部が関与

ハノイ市郊外のカラオケ店で違法薬物の使用が行われていた事件で、警察は関係者88人を起訴した。このうち2人は元村役場の幹部で、麻薬使用グループを「保護」していた疑いがあることがわかった。

ベトナム公安省麻薬犯罪捜査局(C04)のホアン・クオック・ビエット副局長は、公安省の第3四半期業務報告会で、全国的な麻薬犯罪取締りの成果を報告した。特にカラオケ店、バー、ホテルなど「条件付き営業施設」での取締りを重点的に実施したという。

ハノイで88人を起訴 元幹部2人も含

報告によると、C04は関連機関と協力し、6月28日にハノイ市旧ダンフーン郡で3軒のカラオケ店を摘発した。これらの店舗では違法に薬物が使用されていた。捜査の結果、88人の被告を起訴し、その中に2人の元村役場の幹部が含まれていた。2人は職務権限を利用して違法薬物使用の現場を「保護」していたとされる。

ビエット副局長は「この事件は、C04が麻薬犯罪に対して“聖域なし”の姿勢で臨んでいる証拠である」と強調した。捜査は現在も継続中だという。

全国で麻薬犯罪を徹底取締り 前年比27%減

この事件は、全国規模で行われている麻薬犯罪取締り強化期間中に発覚したもの。各地の公安当局は、麻薬使用者の把握や拠点摘発に力を入れており、特にクアンガイ省、クアンチ省、バクニン省、ダックラック省、フートー省、ドンナイ省などの省で、供給ルートと需要側の両方を狙い撃ちにしている。

公安省によると、2025年第3四半期の社会治安は大きく改善し、犯罪全体は前年同期比27.2%減少。麻薬犯罪では7,500件・1万4,700人を摘発し、ヘロイン93kg、大麻271kg、合成麻薬776kg、MDMA錠剤約30万錠を押収した。

C04は今後も「断固、継続的かつ粘り強く」麻薬犯罪と闘う方針である。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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