土砂崩れが走行中のバスを直撃
16日夜、ベトナム・カインホア省のカインレ峠(国道27C号線)で大規模な土砂崩れが発生し、走行中のFUTA社の40席バスが大量の土砂と岩石に巻き込まれた。初期情報によれば、車内の乗客6人が死亡しており、現場では救助隊が引き続き作業を続けている。
6人死亡・32人被害 病院が負傷者を緊急受け入れ
17日朝、カインホア省建設局のグエン・タイン・フー局長は、今回の土砂崩れによりバスの乗客が少なくとも6人が死亡したことを確認したと発表した。
カインホア省立総合病院によると、病院は午前5時時点でバスの乗客計32人の被害報告を受理し、うち6名(男性3名、女性3名)の死亡を確認した。身元は現在照合中である。
負傷者19人は病院で治療を受けており、頭部、頸部、脊椎、腹部の外傷、手足の骨折など重篤な状態の患者もいる。
また、8人は無傷と判断され、バス会社によりバスターミナルへ搬送され、ケアを受けている。
救助隊が車体切断など救助を継続
17日朝の時点で、救助隊は被害車両に取り残された乗客の救出に向け、車体の切断作業などを急ピッチで進めている。
突然の大量落石 事故発生時の状況
建設局のフー局長によると、事故は16日夜、同バスがダラットからクアンガイ省へ向かう途中、カインレ峠の45キロ地点を通過した際に発生した。
PC08交通警察の報告では、この長距離バスがダラットからニャチャンに向かって走行中、土砂崩れによって山頂から巨大な岩と大量の土砂が突然落下し、車体は大破したという。
地元当局「6人死亡を確認、現場封鎖し対応中」
ナムカインビン村のレ・ティ・キム・ホア人民委員会主席も、今回の事故により6人の死亡を確認し、現在地元当局が現場封鎖と復旧対応に当たっていると述べている。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN



























