豪雨による洪水で、ザーライ省、ダックラック省、カインホア省を通る国道1号線の複数区間が深刻な路面損傷を受け、車両は徐行せざるを得ない状況である。
路面の穴や凹凸は交通速度を妨げるだけでなく、特に夜間は安全上の大きな危険を伴っている。
路面損傷が交通に深刻な影響
ダックラック省トゥイアン北村を通る区間では、数百メートルにわたり路面が掘り返されたようになり、穴や凹凸が連続している。
低床車両は通過の際に車底をこすりながら進むしかなく、二輪車も徐行しなければならない。住民によれば、以前から小さな穴はあったが、洪水で拡大・増加したという。
住民も路面状況に疲弊
国道沿いに住む住民も困惑している。雨が降れば水たまりに汚泥が溜まり、晴れれば砂埃や土石が車両によって家屋に飛び散る状況だ。住民は道路管理当局に対し、徹底的な修復を求めている。
各地で地すべりや路面損傷
国道1D号線のザーライ省とダクラク省の境界付近でも、大きな穴や土砂崩れが路面に及び、通行の安全を脅かしている。
また、ビンフー橋付近からトゥイアンバック村までの区間も、連続した穴や凹凸が多数存在し、夜間は視界も制限されるため危険が増している。
応急補修が進む
11月24日、デオカ社の作業員は、トゥイアンバック村付近で車両が通行できるよう、穴を土砂で埋める応急作業を行った。
同様に、旧チータイン村中心部では、フーイエン省道路管理・修繕会社がブルドーザーで凹凸を整地し、穴を一部補修して通行を支援している。
作業員によれば、これは雨水を含む現状の路面ではアスファルトが密着せず、晴れの日を待って正式に舗装するまでの応急措置とのことだ。
道路管理局の情報
ベトナム道路局第III管理区によれば、11月16日以降の豪雨で国道1号線の複数区間が被害を受け、深水による交通遮断区間は Km1219–Km1234、Km1326–Km1328、Km1338–Km1353 に及ぶ。
さらに、クーモン峠、デオカ峠、コーマ峠では、斜面の崩落が発生し通行が困難になっている。Km1228–Km1353 の区間では中央分離帯が流され倒壊しており、全体で多くの路面損傷と穴が生じている。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN


























