ベトナム北中部のゲアン省で、22歳の女性が寝ている間にアマガサヘビに手や首など噛まれた。この女性は、すぐに病院に緊急搬送されたが5日後に死亡した。
7月8日の午後、ゲアン省フーギー総合病院は、アマガサヘビに噛まれて病院へ搬送された女性が5日後に死亡したと発表した。
被害にあったのはゲアン省ギアダン県に住む22歳の女性だ。
地域を管轄する役所によると、7月3日の朝、この女性が寝ているベッドにアマガサヘビが忍び寄り女性の首と足を噛んだ。女性の家族が応急措置をしてから、ゲアン省の救急病院へ搬送した。女性は、3ヶ所を噛まれており、人工呼吸器が必要な状態だった。
翌日になってこの女性は、フーギー総合病院の解毒・蘇生科に移送されたが、5日後に蛇の毒によって死亡した。
アマガサヘビは、中国南部、台湾、ベトナム北部などに生息する猛毒の蛇で、噛まれると筋肉の動きが止められ、呼吸困難に陥って死亡する。人への致死量は2㎎～3㎎といわれており、毒の周りも早いので地元でも猛毒の蛇として恐れられている。
出典：08/07/2021 – ZING NEWS
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