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【事故】始業式で風船が爆発、10人負傷

(C) VNEXPRESS

タインホア省のイエンフー小学校の始業式で風船が爆発し、生徒10人が負傷した。

9月5日の朝、タインホア省イエンディン県にあるイエンフー小学校で2023年~2024年度の新学期始業式が実施された。始業式には教師たちによって色とりどりの多くの風船が飾られていた。

式典後、教師達がそれぞれ約20個の風船の束を持って空に飛ばす準備をしていたところ一部の生徒と保護者が風船を受け取ろうと近づいてきた。すると突然、爆発音が鳴り響き校庭は混乱状態となり、生徒たちは恐怖のあまり叫び声をあげた。

この爆発によって多くの生徒が顔や腕に火傷を負った。

イエンディン県教育訓練局のグエン・ティ・クエン局長は、教育委員会と自治体が協力して火傷を負った生徒たちをイエンディン総合病院に緊急搬送したと述べた。当初、当局は7人の生徒が負傷し、爆発の原因は保護者の吸っていたタバコの火が風船に引火したことだと発表していた。

しかし、9月5日の午後になってイエンディン県人民委員会のレ・スアン・タイン副主席は、タバコを吸っていたのは教師だったとして「不幸なことに風船に引火してしまいました」と述べた。

この爆発によって10人の生徒が軽度の火傷を負った。一人はすぐに帰宅したが、残りの9人は経過関節と治療のため、病院に入院することになった。

「病院によれば生徒たちの健康状態は安定しており、数日以内に退院できる見込みとのことです」とタイン副主席は述べた。

9月5日の朝、全国で約2300万人の生徒たちが始業式に参加し、正式に新学期がスタートした。全国の学校では始業式は30~45分程度で簡潔に実施されることが決まっている。

飾り付けられた風船を飛ばす儀式は、ベトナムの始業式ではお馴染みの光景だ。しかし、ダナンなど一部の都市は、始業式の風船を飛ばさないよう学校に指示している。

医師によれば水素ガスを使用した風船は非常に危険だが、多くの人があまりに気にもせず使用している。水素ガスは分子構造が非常に小さいため風船の膜を透過しやすく電球に触れたり、強烈な直射日光下に置かれているだけで、爆発を引き起こす可能性がある。風船内の圧縮された水素ガスの爆発は非常に強力で、風船を持っていた人の目や顔や腕を火傷させ、失明する可能性もある。

出典:05/09/2023 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作