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【気候】ホーチミン市に久しぶりの雨

(C) VNEXPRESS

記録的な猛暑が続いていた中で、5月2日の朝にホーチミン市内の一部の地域で数分間雨が降り、熱気が和らいだ。

5月2日の朝、黒い雲が立ち込めて空が曇り、ホーチミン市のビンタイン区、フーニョン区、12区、ホクモン県などで雨が降った。雨は5分ほど続き、多くの市民を驚かせた。レインコートを持たずにバイクで走行中だった人々は、軒下に避難し無ければならず、通勤や通学の時間に多少の影響が出た。

午前8時までに雨はやんだが、曇り空が続いたことで日差しが遮られて気温は3~4℃下がり、何日間も続いていた猛暑を和らげた。3月末以来、ホーチミン市は、約30年ぶりとされる日照り続きとなっていた。

南部気象予報センターのレ・ディン・クエット所長は、乱気流の影響で今朝ホーチミン市に雨が降ったと述べた。雨は暑さを和らげる効果があるものの、今日の昼頃までには猛暑が復活する見込みだ。今後は、近いうちにホーチミン市を含めた南部の各省でこれまでのような39℃を超える猛暑は終わると予測されている。5月4日から5日にかけて多くの地域で雨が降ると予想され、日中の気温が下がるとみられている。

気象予報センターは、乾季と雨季の変わり目に降る雨は大気汚染物質が多く含まれているため、雨にあたらないよう市民に勧告している。また、雨季の始まりには急激な気温の変化によって体調を崩す人も増加する。

過去4か月間にわたって、ホーチミン市民は、強い日差しに悩まされてきた。最高気温が35℃を超える日が続くのは過去のエルニーニョ現象の時と同様だが、今回の猛暑はそれ以上に長く、3月29日から28日間連続という1997年以来の記録的な水準となっている。

約1週間前にカントー市、ハウザン省、ティエンザン省などメコンデルタ地方の多くの地域で30~40㎜の雨が降り、長く続いた日照りの後で、田畑に恵みの雨をもたらした。また、中部高原地方でも最近になって、散発的に雨が記録されるようになっている。

出典:2024/05/02 VNEXPRESS提供
上記記事を許可を得て翻訳・編集して掲載