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【事件】ピックルボールの試合で審判に暴行

ピックルボールの試合で抗議のため審判に近づく選手
(C)TUOI TRE

IN・OUT判定に不満、選手が激昂し審判の頭部をラケットで攻撃

2025年7月5日午後2時頃、ハイフォン市で開催されたピックルボールの交流大会中、審判員が選手にラケットで頭部を殴打されるという衝撃的な事件が発生した。暴行を受けたのは、同大会で審判を務めていたA氏で、加害者はC選手である。

判定に不満を示した選手、プレー後にラケットで殴打

事件は、ライン際のイン・アウト判定を巡って発生した。審判があるプレーのボールを「イン」と判定したことに対し、C選手は強く不満を抱いた。プレー終了後、C選手はラケットを手に審判のもとへ向かい、頭部を激しく殴打した。周囲の観客や選手らが直ちに制止し、大事には至らなかったが、審判のA氏は強い精神的ショックを受けた。

SNSで動画拡散、ピックルボール関係者から非難の声

事件の一部始終は会場のカメラにより記録され、SNS上に拡散された。動画を見たピックルボール愛好者たちは「暴力は絶対に許されない」「スポーツマンシップに反する」などと怒りの声を上げている。
なお、C選手は事件後にA氏に電話で謝罪したものの、誠意が感じられなかったと審判員側は述べている。

主催者が1年間の出場停止処分を発表

大会の主催団体は、C選手に対し「審判への不適切な態度」を理由に、今後1年間にわたり同団体が開催する大会への出場停止処分を科したと発表した。

急成長するピックルボールと審判の課題

近年ベトナムでは、ピックルボールが急速に普及しており、各地で毎週多数の大会が開催されている。それに伴い、審判の需要も急増。だがこの競技では主に目視による判定が行われるため、イン・アウト判定を巡るトラブルも多い。
一部の主要大会では、VAR技術の導入も進んでおり、審判の判断精度向上が期待されている。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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