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【社会】商品パッケージの写真に騙される?消費者から不満の声

パッケージ写真と中身を比べた様子
(C)TUOI TRE

「とてもおいしそうで栄養満点に見えたのに、中身はたった数本の肉そぼろだけでした」購入者のこの言葉は、いまのベトナムの食品パッケージに対する消費者の不信を象徴している。

最近、偽ブランドや粗悪品の摘発が相次ぐ中、商品パッケージの“誇張表現”にも問題意識が高まっている。なかでも食品パッケージに掲載された「イメージ画像」が、実際の内容とあまりにかけ離れているケースが後を絶たない。

ある市民は、干し豚肉入りのスナックを購入した際の体験をこう語る。「パッケージにはたっぷりと干し豚肉が乗った写真が大きく印刷されていて、とてもおいしそうに見えました。しかし、買って開けてみると中身は干し豚肉が少し乗ってるだけでした。これではまるで“絵に描いた餅”です」。

たしかにパッケージには「写真はイメージです」と書かれている。しかし、多くの消費者はその見た目の良さに惹かれて商品を選んでいる。現実との落差にがっかりする声が後を絶たない。

こうした事例は日常的に繰り返されており、多くの人が「広告なんて信じない」「中身は開けてみないとわからない」と諦め気味に受け入れているのが実情だ。

消費者の一人は、「パッケージの色味を少し調整するのは理解できますが、実物と大きく異なるものは誠実とは言えません。とくに食品のような健康に関わる商品では、内容物と写真は一致すべきです」と訴える。

日本では、パッケージの写真が中身と明らかに異なる場合は行政指導や罰則の対象になる。ベトナムでも現在進められている品質管理の強化にあわせて、「写真はイメージです」という逃げ道を使った誤認表示への対策が求められている。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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