豪雨と暴風がドンタップ省を直撃
7月22日午後、ベトナム南部のドンタップ省で激しい豪雨と暴風が発生し、大きな被害をもたらした。ドンタップ省の農業・環境局によると、同日16時以降に発生した突風を伴う暴風雨によって、複数地域で住宅の倒壊や屋根の損壊が相次いだ。
住宅44棟が倒壊、負傷者17人
被害が確認されたのは、タップムオイ県のバサオ、タインミー、ドクビンキエウ、タンフー、ミーガイといった地域だ。
これらの地域では、バサオで30棟、タップムオイで1棟、ミーガイ坊で13棟の計44棟の家屋が倒壊した。
さらに243棟が屋根の損壊などの被害を受けており、被害件数はバサオが124棟、ミーガイが95棟と、両地域に集中している。
人的被害も発生しており、バサオで8人、ミーガイで9人の計17人が負傷した。
果樹園にも深刻な被害
また、農業被害も出ており、タインミー地区では3~6年物のジャックフルーツやドリアンの木およそ400本が暴風によって倒れた。
地元当局が迅速に対応
各地区の人民委員会は復旧支援のための部隊を災害発生直後から動員しており、住民の住宅修繕を支援している。
ミーガイ地区人民委員会のフイン・バン・トゥアン委員長は、「まずは目先の被害復旧を支援し、今後は追加の支援資源を確保する」と述べている。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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