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【観光】観光客データ追跡システム、ホーチミン市が国内初導入

ホーチミン市を訪れる外国人観光客
(C)TUOI TRE

ホーチミン市観光局傘下の観光促進センターは、データ分析企業The Outbox Companyと協力し、国際観光市場の調査・分析に基づいた「ホーチミン市観光客データ追跡システム(HCMC Global Traveler Barometer=HCMC GTB)」を初めて導入した。

このシステムは、先端技術ーを活用して観光市場を把握し、ターゲット市場の予測やプロモーション活動の効果向上を目指すもので、ベトナム国内では前例のない取り組みであり、同市が国内の観光分野でのパイオニアとなる。

データを活用してプロモーション効果を最大化

このシステムは、主要国・地域からの訪問者のニーズや訪問意欲を予測し、旅行者の行動特性、関心の傾向、さらにはホーチミン市の観光地としてのブランドイメージを定期的に測定する。

これにより、観光政策の立案やマーケティング施策の精度が向上し、同市の競争力を一層高めることが期待されている。

2025年、13の重点市場を対象に試験運用

2025年には、韓国、日本、オーストラリア、中国、欧州、アメリカ・カナダ、東南アジアなど13の主要観光市場を対象に、データの収集と分析を本格的に開始する予定だ。

この先進的なプラットフォームは、観光需要の変化をリアルタイムに把握し、他都市とのブランド比較やプロモーション効果の評価にも対応でき、データは最大半年ごとに更新される。

技術革新と共に進化する観光都市を目指す

観光促進センターのグエン・カム・トゥ所長は、「このプロジェクトはホーチミン市の観光戦略における革新的な一歩であり、合併後の新たな体制における観光リーダーシップを示すものです」と評価する。

今後は観光地としての競争力と認知度の向上を図り、データに基づいた全方位的な観光施策を展開する方針だ。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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