8月7日午後、ベトナムのトー・ラム書記長は、ベトナムを訪問中の日本・ベトナム友好議員連盟会長で衆議院議員の小渕優子氏と会談した。
日越の包括的な戦略的パートナーシップの深化
トー・ラム書記長は、今回の訪問が両国の「包括的な戦略的パートナーシップ」の深化に大きく寄与すると評価した。
今回、日本・ベトナム友好棋院連盟の代表団がカントー市での投資促進イベントに参加するなど、意義ある活動を行っていることに触れ、特にメコンデルタ地域での農業協力や気候変動対策の分野で成果が期待されると述べた。
小渕氏は、日越友好議員連盟の次世代として、両国関係の発展に引き続き貢献していく決意を表明。さらに、日本はベトナムのイノベーションを支持し、新たな時代の発展目標の達成に向けて共に歩む意思を強調した。
また、小渕氏は、政治・経済・貿易・投資のみならず、防衛、安全保障、人的交流など多分野での協力強化が必要であると述べ、両国の包括的な戦略的パートナーシップを新たな発展段階に引き上げるため、緊密に連携していく考えを示した。
日本企業の戦略的プロジェクト参画を促進
トー・ラム書記長は、ベトナムが独立・自主・平和・協力・発展の外交方針を堅持し、多角化・多様化を推進していると強調。その中で日本を最も重要かつ長期的な戦略的パートナーの一つと位置付けていると述べた。
また、日越友好議員連盟に対し、ハイレベル訪問団の交流促進、防衛・安全保障分野の協力推進、両国経済の連結強化、日本企業による戦略的インフラや新エネルギー分野など象徴的な共同プロジェクトへの参画を働きかけるよう要請した。
さらに、科学技術・イノベーション・高度人材育成、地方間交流や文化交流の深化、そして日本に在住する60万人以上のベトナム人コミュニティへの支援も求めた。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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