ホーチミン市メトロ1号線(ベンタイン~スオイティエン)を運営するホーチミン市第一都市鉄道有限責任会社(HURC1)は、8月1日より折りたたみ自転車の車内持ち込みを試験的に認めると発表した。
この取り組みは、首相の指示による環境汚染対策の一環であり、個人の移動手段と公共交通を組み合わせた利便性向上を目的としている。
持ち込み条件
対象となるのは折りたたみ自転車で、専用バッグに収納し、サイズが120×70×40cm以内であることが条件となる。
また、駅構内や車内で自転車を開いて走行することは禁止されており、乗客自身が自己責任で管理し、設備への損傷防止や公共マナーの遵守が求められる。
試験運用は3か月間
今回の試験導入は2025年8月1日から10月31日までの3か月間実施され、需要や運用上の課題を評価したうえで、将来的な正式導入の可否を検討する方針である。
地下鉄1号線の利用状況
地下鉄1号線は2025年1月に営業を開始して以来、延べ1,170万人以上が利用しており、1日あたり平均5万5,000人超が乗車している。
現在は1日226便を運行し、ラッシュ時の運行間隔は7~8分となっている。
さらに、市は路線バスの運行ルートを見直し、旧ビンズン省や旧バリア・ブンタウ省からの移動需要増加に対応するため、地下鉄との接続強化を進めている。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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