大雨で幹線道路が寸断
10月27日午後、激しい雨によりフエ市郊外の県道14Bで大規模な土砂崩れが発生した。被害はラーヒー峠のふもと、フンロック地区に位置する区間で、旧ナムドン郡方面の山間部と国道1号線、フエ市中心部を結ぶ主要幹線道路が通行不能となっている。
大量の土砂と倒木が流出
現場では山の斜面から大量の土砂や岩石が流れ出し、道路上に厚さ10〜20センチの層を形成している。土砂に混じって泥水や倒木が絶え間なく流れ込んでいるという。
現地に駆けつけたフンロック地区警察はすぐに交通整理を行い、車両の通行を制限した。「前方の土砂崩れは非常に深刻で、道路全体が泥に覆われており、さらなる崩落の危険もあります。安全確保のため通行は控えください」と、ブー・タイン・トゥン警察署長が住民に呼びかけた。
帰宅途中の住民も立ち往生
この道路は山間部の集落を結ぶ唯一の交通路であるため、多くの人々が国道1号線からの帰路で足止めされた。
ケーチェー地区に住むグエン・タイン・チュンさん(45歳)は、雨具姿で立ち尽くしながら「家に帰る途中だったが、この区間が崩れているとは知らなかった。仕方なく国道沿いに戻って今夜はどこかで過ごすしかない」と語った。
「状況が深刻なので心配だが、安全のためにはやむを得ない。明日には道が通じて家族のもとに帰れることを願っている」とも話した。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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