台風カルマエギ、ダナン~カインホア沖で勢力を拡大へ
国家気象予報センターは11月2日午後、台風カルマエギ(Kalmaegi)に関する最初の警報を発表した。同台風は現在フィリピン中部東方の海上にあり、ベトナム本土からはまだ離れている。
同センターによると、2日16時時点で台風の中心は北緯11.2度、東経132.5度付近(フィリピン中部東海上)に位置している。中心付近の最大風速はレベル9(時速75~88km)、瞬間最大風速はレベル11に達している。台風は西向きに時速25㎞という非常に速い速度で進んでいる。
11月5日早朝に南シナ海へ 今年13番目の台風に
予報によると、カルマエギは11月5日早朝に南シナ海に入り、勢力をレベル12(瞬間最大レベル15)まで強める見込み。今年、南シナ海で発生した13番目の台風となる。
この影響で、11月4日午後から夜にかけて南シナ海中部東側では風が徐々に強まる見込みだ。中心付近では風力レベル10~12、最大瞬間風速はレベル14~15に達し、波の高さは5~7メートルに及ぶと予測されている。
ダナン~カインホア沖では波高10メートル超の恐れ
11月5~6日にかけて、南シナ海中部(チューンサー諸島含む)およびダナン~カインホア省沖合では、最大風速レベル12~14、突風はレベル17を超える可能性がある。波の高さは8~10メートルに達し、海上は非常に荒れる見込みだ。これらの海域で活動するすべての船舶は、雷雨、突風、高波の影響を受ける危険がある。
台風上陸で中南部・西原地方に大雨のおそれ
予報によると、台風カルマエギは南シナ海に入った後も急速に勢力を強め、11月6日朝にはダナン~カインホア沖で最大風速レベル13~14(突風レベル17)に達する見込み。
その後、6日夕方から夜にかけて中南部沿岸に上陸し、上陸時の勢力はレベル10~12(突風レベル15)と予想されている。台風第13号(カルマエギ)の影響で、中部・南中部および西原地方では広範囲で大雨が発生するおそれがある。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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