8月4日から8月15日にかけてビンズン省は177チームのワクチン接種部隊を編成し、32万5000回分のワクチン接種を実施する。
ビンズン省保健局は、人民委員会に対してCOVID-19ワクチンの割り当てに関する緊急提案文書を提出した。保健局は、さらに公的機関や企業に対してワクチン接種対象者リストを提出するように求めている。
保健局の提案では、公立または私立の医療機関で働く医療従事者、COVID-19感染防止対策業務に従事するスタッフおよび、1回目の接種が完了し2回目接種までの十分な機関が経過した人を優先対象として、32万5000回分のワクチン接種を実施することになっている。
さらに、今回のワクチン接種では、65歳以上の高齢者、基礎疾患のある人、感染が拡大し感染リスクの高い地区に住んでいる人、多くの人と接触する必要のある人、生活必需品を製造する企業、感染防止対策を積極的に展開している企業、外国人専門家、ビンズン省で働き居住している外国人、教師、学生、宗教家、フリーランスの労働者なども接種対象となっている。
今回のワクチン接種は、8月4日から8月15日までを予定している。今回接種されるワクチンには、アストラゼネカ製(8万回)、モデルナ製(14万9000回)、シノファーム製(2万3000回)が含まれている。その中でシノファーム製ワクチンについては、ベトナムに居住する中国国民および、中国への留学を予定している学生が接種対象となっている。
ワクチン接種スケジュール通りに接種を進めるため、ビンズン省保健局は、177チームのワクチン接種部隊を動員し、接種会場および、移動式型接種などによって接種を進めるとしている。
ビンズン省保健局の報告によると、8月4日6時から17時までの感染者数は844人で、直近24時間の総感染者数は1876人となっている。
そのうち、26人が医療施設、1162人が隔離地区内、323人が封鎖地域内、365人が市中感染となっている。なお、8月4日には1662人が回復して退院し、7人が死亡している。
4月27日から現在まで、ビンズン省の累計感染者数は2万1556人となり、そのうち3595人が回復し、136人が亡くなっている。
出典:05/08/2021 ZING NEWS
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