ベトナム政府はASEAN、EU、アメリカ、中国、日本、韓国などの国とワクチンパスポートの相互承認を検討している。
これは、9月26日の政府官邸の報告書に記載されていた内容だ。それによると、ベトナムと各国のワクチンパスポートの相互承認事業は、現在のように渡航が制限されている状況下では非常に重要な意味があるとされている。ファン・ミン・チン首相は、外務省に対して保健省と協力して、各国の関係機関とワクチンパスポートの相互認証に向けた協議を急いで進めるように指示している。
世界中の多くの国が、経済を開放し社会経済活動をニューノーマルな状態に戻すために、ワクチンパスポート制度を導入している。
9月4日、ベトナムは、ワクチンパスポート制度の導入試験として日本からの航空便で297人のベトナム人をクアンニン省のバンドン空港に迎え入れた。9月12日までにバンドン空港ではさらにアメリカからのVN5413便とVN5415便で345人のベトナム人を受け入れている。9月23日に到着した第4便がこの導入試験の最終便となっている。
入国者は既にCOVID-19ワクチンの接種を完了しており、健康状態が良好で、72時間以内のPCR検査が陰性であり、様々な感染防止対策を講じている必要がある。ワクチンパスポートを所持している入国者も、入国後7日間は隔離される必要がある。
9月25日、全国COVID-19感染防止指導委員会と各自治体との会議において、”ゼロコロナ”という目標から、感染を効果的に抑制し、安全かつ柔軟に対応するという目標に方針を変更することが確認された。これは、感染を効果的に抑制しながら、社会経済を回復し、経済発展を促進させることを目的とした方針変更だ。
出典:26/09/2021 – VN EXPRESS
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