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ベトナムニュース【経済】|ハノイで6万人が失業手当を申請 悩める失業者の実際をインタビュー

(C) Hoàng Phương

 ハノイ職業サービスセンターの統計によると、ハノイの失業手当申請者数は、昨年同期に比べて22%増加している。
今年1月から9月10日までの失業手当申請者数は約6万人。7月に比べると400人以上減ったとはいえ、8月だけでも、ハノイ市内の2000社以上の企業で働いていた9000人以上の失業者が申請した。

 ハノイ職業サービスセンターのタン副所長によると「申請のピークは6月で、1万件以上の登録がありました」とのことで、その半分以上が新型コロナの影響による失業だ。

 6月のピーク以降は、第2波でもハノイ市全体のロックダウンには至らなかったことで、4000社近くの企業が活動を再開。雇用減少に歯止めをかけたことで、失業手当の申請は若干減少している。

 しかし、9月14日にハノイ職業サービスセンターを訪れてみると失業手当の申請者はまだ多く、4列の座席はすべて埋まり、立って待つ人も数多くみられた。

 失業手当の順番待ちをしているAさん(女性・34歳)は、今日が失業保険への就職活動状況報告の最終日であったことを思い出し、慌ててやってきた。もし間に合ってなければ、今もらっている失業給付金の280万VNDが、今後一切もらえなくなるところだった。

 Aさんは企業の人事部門で9年間働いていたが、ハノイが社会的隔離措置を実施した初日の4月1日に仕事を辞めた。その後は、仕事を探しながらオンラインで文房具の販売をしている。
7月初めに職業サービスセンターを訪れた時は、3日目にようやく整理券を入手できたという。
「その時は、たった1分遅れただけで、午前中の整理券はなくなっていました」

 Aさんは9年間社会保険料を支払っていたので、2020年7月から2021年4月までの9ヶ月間で、合計約2500万VNDの失業手当を毎月受け取れることになっている。
オンラインの仕事と失業手当を合わせた約1000万VNDの収入は、Aさんが新しい仕事を見つけるまでの間、家族の生活を支える大きな役割となっている。

(C) Hoàng Phương

 ハノイ旧市街の外国人観光客向けホテルのマネジャーだったBさん(28歳・男性)は、まだ仕事が見つからないということで、2ヶ月目の失業保険を受け取った。
250万VNDの失業保険では家賃を払うと消えてしまい、光熱費も払えない状況だ。
「私のように10年近く社会保険を納めてきた人が失業保険を受け取るのは、当然の権利です」

 5月に妻が妊娠4ヶ月を迎えた時点で職を失った。今月末には初めての子供が生まれるというのに、未だに就職先は見つかっていない。
先月になって、生れてくる子供の生活費のためにバイクタクシーのアプリに登録した。
「失業保険は、私たち家族の収入の1/3を占めています」

 ハノイ職業サービスセンターによると、今後大きな感染爆発が起これば、産業とサービス活動が停滞し、毎月2万人の労働者と90%以上の企業に打撃を与えることになるという。

【ベトナムの失業保険とは?】

 労働者が仕事を失った時に収入の一部を保証する社会保険制度。退職前6ヶ月間の平均給与額の60%が支給されるが、最低賃金の5倍を超えないものとされている。
受給資格は失業保険の支払期間に応じて異なり、12~36ヶ月納めた場合は3ヶ月間の支給、36ヶ月を超えた場合は12ヶ月毎の納付に対してプラス1ヶ月の失業手当が支給される。

出典:14/9/2020 VN EXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作