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ベトナムニュース【不動産】不動産は現金一括払いがお買い得

(C)VNEXPRESS

ハンさんは現金で支払う事により、ホーチミン市2区の85㎡のマンションを相場より4億ドン安い29億ドンで購入した。

ハンさんが購入したマンションはグレードB+とされているが、2区にあり美しい景観と多くの施設があり、建築の質も高く他の高級マンションに引けを取らない。このマンションは数か月前に完成し、投資家に引き渡されたばかりだ。

ハンさんはテト前の交渉からわずか3日でこのお買い得なマンションを購入出来たと話してくれた。売り手の要求した条件は非常にシンプルで、合意から5〜7日以内に現金で支払うことのみだった。

ハンさんの説明によると、マンションを安く変えた理由は、物件のオーナーが財政的な事情で早急に現金を必要としており、利益なしでも物件を売却したかったからだという。この物件の場合、契約書によると初期の販売価格は29.5億VNDで、建築が完成し各投資家に引き渡された後には価格が33~34億VNDにまで上昇していた。だがハンさんは、現金で支払う事で投資家が最初に購入した価格より更に安い価格で購入できたことになる。「前のオーナーは、約2年前にこのマンションを購入し、マンションが完成したら原価未満で手放しました。私は現金で支払うという条件をのむだけで4億VND近い利益をえらることになりますから、すぐに購入を決断しました」とハンさんは話す。

この1か月ほどホーチミン市の不動産マーケットでは、不動産を所有するオーナーが急に現金を必要として、市場の取引価格より低い価格で不動産を売却するケースが増えている。これらの取引は通常銀行ローンを利用せず、限られたエリアで発生しているため不動産マーケット全体に価格の下落現象を引き起こしているわけではないが、通常の取引よりも素早い取引として徐々に不動産の流動性を高めている。

ホーチミン市タンフー区に住むズーさんも、COVID-19の第3波が発生した1月末に33億ドンで戸建住宅を購入した。この購入価格はズーさんが1年前に交渉に失敗した価格38億VNDよりもさらに安い価格だ。物件のオーナーはどうしても現金が必要となり、以前から5億VNDも値引きした価格での売却に同意したのだ。

ビンタン区に住むクーンさんは、今年のテト時期に大型ショッピングモールから1km程離れた間口6mの3階建ての一戸建て住宅を130億VNDで購入した。この価格は、去年のテト時期に交渉した価格より25億ドンもさがったそうだ。

クーンさんによると、前のオーナーはこの家を4年前に80億VND以下で購入しているので、この価格でも前のオーナーには利益が残ることになる。5年前からCOVID-19の発生前までこのエリアの不動産開発は活況を呈していた。「2020年から現在までのCOVID-19の3回の感染拡大を受けて、不動産マーケットは非常に苦しい状況に陥っているのではないでしょうか。不動産のオーナーは、急に現金が必要になり相場を下回る価格でも販売せざるを得ない状況になっているのでしょう」とクーンさんは推測する。

この相場よりも安い価格での現金取引という現象は、今のところ限定的なエリアで発生しているだけで、不動産マーケット全体に波及しているわけではない。それでも現金を大量に保有している投資家にとって、現在は過去2~3年で最も有利な価格で不動産を購入できるチャンスだ。銀行のローンを利用すると手続きには時間がかかるが、現金での取引は全ての手続きが迅速に行える。

専門家によると2021年の第2四半期までは、現金取引のトレンドが市場を強く支配すると考えられるが、現金取引はあくまで市場価格より安い不動産物件の購入に限られるだろうと指摘する。「お買い得な商品があればすぐに購入するというのが一般的な現金保有者の考え方です」と専門家は話す。

ベトナムの不動産市場は、この1年余りのCOVID-19感染拡大状況の中でキャッシュフローに注目が集まる。現在の状況は、現金を必要としている人と余剰現金を持っている人との資産移転の期間となっているようだ。
「しかし、余剰現金を持たない弱者は、この資産移転に参加する余裕がないため、この現象から取り残される可能性が高い」と専門家は指摘する。

出典:01/03/2021 VNEXPRESS
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