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【国際】日本の厚労大臣がベトナム人材を称賛

(C) VNEXPRESS

日本の武見厚生労働大臣は、ファン・ミン・チン首相と共にベトナム・日本人材協力フォーラムに出席し、ベトナムの労働者や技能実習生が優秀な人材であると高く評価した。

日本ASEAN友好協力50周年特別首脳会議に出席するため日本を訪れていたファン・ミン・チン首相は、12月16日に日本の各大臣と共にベトナムと日本の労働協力フォーラムへ参加した。

「日本で働くベトナム人労働者の多くが日本を第二の故郷と考えており、充分な福利厚生と収入を伴う労働条件が与えられている」とチン首相は述べた。チン首相は、日本の高齢化社会はベトナムの労働力によって補完されており、両国は相互補完関係にあると指摘した。

労働・傷病兵・社会省のデータによれば2023年には約8万5000人のベトナム人労働者が日本に派遣された。現在、約35万人のベトナム人が日本で働いており、日本に技能実習生や労働者を送り込んでいる15カ国中最多人数となっている。

このフォーラムで武見大臣は「ベトナムの人材は素晴らしい」と述べた。武見大臣によれば、厚生労働省は現在、日本に住むベトナム人労働者が安心して生活できるように社会保障制度について検討している。

「ベトナムと日本は、多くの分野で様々なレベルの人材を必要としています。日本は引き続きベトナムの人材育成を支援し、技能実習生の採用と生活、労働条件の整備を進めていきます」と武見大臣は述べた。

ファン・ミン・チン首相は、質の高い人材を必要とする科学技術分野の発展スピードに対応するため、ベトナムは半導体、IT、自動化、バイオテクノロジーなど日本が強みを有する分野で優秀な人材を提供することを目指すと述べた。

「日本で働くベトナムの皆さんには日本での仕事や生活から多くの知識やスキル、仕事へのプロフェッショナルな姿勢を学び、ベトナムに戻ってから立派なビジネスマンになってくれることを期待しています」とチン首相は述べた。

チン首相はさらに、両国の政府機関が協力して、日本で働くベトナム人労働者に対する個人所得税や居住条件の不備を是正し、より良い条件を創出するように提案した。「我々は、日本で働くベトナム人労働者が安心して仕事をし、日本の法律を順守できるようにするために、様々なリスクや不平等を改善していく必要があります」とチン首相は述べた。

これに対して法務省の小泉大臣は、日本で働くベトナム人技能実習生と労働者のために法制度改善に向けて全力で取り組むと述べた。

ベトナムが日本人に対してビザを免除していることを引き合いに、チン首相は日本側に対して、両国の観光を促進し、日本に住む50万人以上のベトナム人の便宜を図るため、ビザ手続きの簡素化と将来的なビザ免除について検討するよう求めた。

ファン・ミン・チン首相は、日本で開かれる日本ASEAN友好協力50周年特別首脳会議に参加するため、岸田首相の招待に応じて12月15日から18日まで日本を訪問し、様々な活動をおこなった。

2023年はベトナムと日本が外交関係を樹立して50周年の記念の年である。両国は、今年の11月に両国関係を包括的な戦略的パートナーシップに格上げした。日本はベトナムにとって最も重要な経済パートナーであり、ODA支援では世界第1位、労働協力では第2位、投資と観光では第3位、貿易では第4位となっている。

出典:16/12/2023 VNEXPRESS提供
上記記事を許可を得て翻訳・編集して掲載