1月25日の午後、ハノイCDCは、過去24時間にハノイ市で2957人の新規感染者が確認され、重症者が増加していると発表した。
1月25日の新規感染者は、ハノイ市内の30の区と県にまたがっており特に感染者が多かったのは、ザーラム県の184人、ホアンマイ区の146人、ドンアイン県の128人、チューンミー県の118人、ドンダー区の107人、ナムトゥーリエム区の104人などとなっている。
保健省の健康診断・治療局によると1月24日時点でハノイ市の重症患者数は先週の平均から3.5%増加して670人となり、特に人工呼吸器の装着が必要な患者が増加している。
1月25日のハノイ市のCOVID-19感染による死者数は18人で、1日の死者数としては過去最多となった。1月24日時点でハノイ市内には6万8500人以上の治療中のCOVID-19患者が存在し、そのうち5万9000人弱は、自宅療養となっている。その他に市の治療施設で治療を受けている患者が822人、区と県の病院で治療を受けている患者が5049人いる。
複雑な感染状況を受けて、ハノイ市でのテト期間中の各種イベントは中止されることになった。ハノイ市は市民に対して、引き続き意識を高く持ち、感染防止対策を徹底するよう呼び掛けている。高齢者や基礎疾患のある人など感染リスクの高い人は、極力人混みを避けることが推奨されている。
4月29日からの感染第4波によるハノイ市の累計感染者数は11万人を超えている。
出典:25/01/2022 VNEXPRESS
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