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【社会】ホーチミン市はより強力な措置を実施すべきと副首相が言及

(C)VNEXPRESS

ブー・ドゥック・ダム副首相は、ホーチミン市に対して市中感染を早期収束させるために、より強力で根本的な解決措置を実施するように求めた。

ダム副首相による上記の要請は、7月6日の午後に開かれたCOVID-19感染防止指導委員会とホーチミン市とのオンライン会議の席上で言及された内容だ。この会議は、ホーチミン市での社会隔離措置が36日間継続している状況を受けて開催された。

ダム副首相によると、ホーチミン市の感染状況はより複雑になってきており、各地方にまで感染が拡大し始めている。そのため、ホーチミン市は感染を早期収束させるために、より強力で根本的な措置を実施する必要があるとしている。

「ホーチミン市は、早期に元通りの生活を取り戻すために、短期的に相互扶助の精神でお互いに協力してより困難な状況を受け入れる必要がある」と副首相は述べ、ホーチミン市に対して現状の社会隔離措置よりも更に厳格な措置を実施し、感染を早期収束させるように求めた。

ダム副首相はまた、ホーチミン市に対して人々の往来や集会を制限する規定を至急かつ慎重に準備するように指示している。市民は本当に必要な場合を除いて外出を控えることを徹底する。「ホーチミン市は、過去に幾つかの場所で起きた社会隔離措置を無視するような行為を二度と許してはならない」とダム首相は指摘した。

ダム副首相はまた、ホーチミン市に対して近隣の省と連携し、省をまたぐ移動をする工業団地や工場で働く労働者の管理システムを統合するように求めた。ホーチミン市内に出入りする車両の検問システムも構築する必要があるが、商品の流通を妨げてはならない。製造業のビジネスレベルを出来る限り高いレベルに維持する必要がある。

ダム副首相はさらに、7月6日にCOVID-19感染防止指導委員会が全国の省と市に対して感染地域から移動してきた人に対して医療申告と7日間の自宅隔離を必ず遵守させる様に公電を送ったと明らかにした。今後の隔離方針についても、医療施設の幹部が疫学調査と検査を行い、検査結果によって今後の隔離方針を検討する必要があるとしている。「この方法は、本当に必要な時にしかホーチミン市へ行くことが出来ないということを市民に気付かせることになる」とダム副首相は話す。

この会議においてホーチミン市保健局のグエン・タイ・ビン局長は、7月5日の午前6時から7月6日の午前6時までにホーチミン市疾病予防管理センター(HCDC)は461人の新規感染を確認したと発表した。そのうち106人は病院のスクリーニング検査で発見され、73人が感染源不明だが、その他の感染者は、隔離地域内で確認されている。

ビン局長によると現在、ホーチミン市の広域スクリーニング検査によって発見される感染者が日々増加している。追跡調査によると、市内の労働者の居住エリア、伝統的な市場、卸売市場で感染が広がっているケースが非常に多い。

ホーチミン市COVID-19感染防止指導委員会は、社会隔離措置をより厳格に適用するために、ホーチミン市人民委員会指示10号を発令した。ビンディエン市場、ホックモン市場など感染防止対策が十分にとられていない市場は、活動が一時停止された状態となっている。

7月6日夜までにホーチミン市の累計感染者数は全国最多の7385人となっており、1万4107人が隔離施設で隔離され、3万7142人が自宅又は宿泊施設で隔離されている。

出典:06/07/2021 – VNEXPRESS
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