11月2日の朝、ハノイのノイバイ国際空港で滑走路に移動させるためA321機を牽引していた車のドライバーが操作を誤って別の飛行機に接触するという事故が発生した。
午前7時にフーコック島へ向けて出発予定のバンブーエアウエイズQH1621便が離陸準備のために滑走路へ移動しようとした際に、近くに駐機していた同じ航空会社の別のA321のコックピットに尾翼が接触した。
この事故によりQH1621便の尾翼が損傷し、もう一方の機体のコックピットに擦り傷ができた。両機とも機体の調査のためにフライトが一旦中止された。事故を起こした飛行機に乗っていた乗客は、航空会社の用意した別の機体で約2時間後にフーコック島へ飛び立った。
事故の際に空港にいたベトナム民間航空局のディン・ビエット・タン局長は、初期調査の結果、機体を移動させる際に牽引車両のドライバーが操作手順を誤ったことが事故の原因だったと説明した。民間航空局では、さらに詳しい事故原因を調査するため、事故関係者の職務停止を要請した。
今日のノイバイ空港は、小雨が降っていた。最近、空港エプロン内で複数の接触事故が発生していることを受けてノイバイ国際空港は、空港内で活動する車両に対して特に悪天候の場合は、適切な速度と方向で移動するように求めている。
出典：02/11/2021 VNEXPRESS
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