ホーチミン市CDCのレ・ティ・ホン・ガー副所長は、トゥードゥック市の新規感染者数が直近3週間連続で減少しており、様々な基準値と照らし合わせるとトゥードゥック市は、感染制御に成功しつつあると評価した。
9月23日の午後、ホーチミン市共産党委員会のグエン・バン・ネン書記は、ホーチミン市の感染対策チームとトゥードック市の感染抑制状況の確認と評価に関する会議を開催した。
会議の席上、トゥードック市共産党委員会のグエン・バン・ヒウ書記は、8月28日から9月21日まで、トゥードック市の新規感染者数は減少し続けていると報告した。9月15日から21日にかけても感染者は減少を続けており、ピーク時から69％以上減少している。また、同じ9月15日から21日にかけて、新たな市中感染クラスターは1件も確認されていない。
トゥードック市は、18歳以上の人口の99％にワクチンを接種済みで、2回目の接種完了も36％となっている。ヒウ書記は、トゥードック市は、9月30日までにワクチンを接種した人と、COVID-19感染から回復した全ての市民に対して、社会活動へ参加できるためのCOVIDグリーンカードを発行すると述べた。
現在、トゥードック市は、経済回復とCOVID-19感染予防対策を同時に実施するための計画を立案しており、段階的に規制緩和を進めるために優先する分野、業種などの選定を進めている。
トゥードック市の感染防止対策について、HCDCのガー副所長は、トゥードック市の新規感染者数は直近3週間減少を続け、検査の陽性率も減少していると述べ、様々な指標と照らし合わせた結果、トゥードック市は感染を抑制に成功していると評価した。
ホーチミン市商工局のブイ・ター・ホアン・ブー局長は、トゥードック市には、港湾、河川港、ハイテクパーク、輸出加工区、卸売市場などホーチミン市にとって重要な機能を備えた拠点がいくつもあり、トゥードック市が規制を緩和し経済回復に向かうことは、ホーチミン市にとって非常に重要であると指摘した。
ホーチミン市のネン党書記は、会議でのスピーチにおいて、トゥードック市の努力を高く評価した上で、トゥードック市が、感染抑制に成功したことで、保健省の基準による感染抑制地域をホーチミン市にまた一つ追加できることになると述べた。
出典：24/09/2021 – BAO TUOI TRE
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