8月22日までに市内の110万人を対象としたPCR検査を実施した後で、ハノイ市はさらに2段階に分けて20万人を対象に検査を実施することになった。
ハノイ市人民委員会の計画によると第一段階は8月28日から30日にかけてハノイ市保健局が8万件のサンプルを採取する。第2段階では8月31日から9月4日までかけて12万件のサンプル採取が行われる予定だ。
この2段階検査においてハノイ市は感染スポット周辺のリスクの高いエリアと古くて狭い公務員宿舎を対象に、各世帯ごとに代表者1名から2名に対して検査を実施する予定だ。
第2段階では、配達員、輸送トラックドライバー、食品や商品を提供する企業の従業員、スーパーやコンビニの販売員など感染リスクの高い環境にいる人も検査の対象になる。
さらにハノイ市では、感染によって封鎖されたエリアの住民、発熱や咳などの症状がある市民、感染追跡調査によってF1、F2であることが確認された市民に対するPCR検査も引き続き維持させる。
ハノイ市では、8月9日から22日まで感染リスクの高い地域を中心に広域検査を実施した。110万人以上が検査を受け、これまでに83人の陽性が確認されている。
上記の計画に加え、ハノイ市保健局は、ハノイ市に住む全市民を対象とした大規模検査のシナリオを立案するよう指示を受けている。
4月27日からの感染第4波におけるハノイ市の累計感染者数は2937人となり、このうち1530人が市中感染で、1407人が隔離地域での感染確認であった。
出典:29/08/2021 VNEXPRESS
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