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【新型コロナ】ホーチミン市7区、2か所の公園を試験的に開放

(C)VNEXPRESS

9月21日の午後になって、ホーチミン市7区の2か所の公園がCOVID-19による閉鎖から3か月ぶりに再開され、時間制で市民が運動出来るよになった。

9月21日の午後5時頃、7区タンフォン街区人民委員会から発行された『運動許可証』を所持した約20人の市民がカンドイ公園でウォーキング、自転車、ランニングなどの運動を楽しんだ。

広さが約5haもある公園の外周をランニングした後で、7区フーミーフンエリアに住むディンさんは、何ヶ月も家で過ごさなければならなかったので、非常に興奮していると語ってくれた。「家でずっと過ごすのは気が滅入ります。いま外の風を感じながら緑の木々を見てランニングが出来て、とても気分が良くなりました。」とディンさんは話す。

7区は、『ニューノーマル』においてスポーツ活動の再開試験を開始したホーチミン市で最初の場所になる。初日には、市民が屋外で運動が出来るように7区のカンドイ公園、ナムビエン公園とタンフォン街区とタンフー街区の5つのテニスコートを、午前6時~午前8時と午後4時~午後6時までの時間制で解放した。

これらの場所で運動をするためには、グリーンゾーンの住人でワクチンを2回接種しているか、6か月以内にCOVID-19に感染して回復している必要があり、自治体から発行されたカードも所持する必要がある。公園の入り口で警備員が”グリーンスポーツスポット”アプリのコードをスキャンし、入場する市民の情報を記録する。施設内には20人以上のスタッフが配置され、市民が5Kルールを遵守しているかや、密度が10㎡/人以下にならないように監視している。

7区人民委員会のグエン・ティ・ベー・ゴアン副主席によると、1日におよそ600人が公園で運動できるようになる。「この試みは9月30日以降に7区内の10街区にある29か所以上の公園を再開させるための評価基準になります」とゴアン副主席は述べ、7区の陽性率は0.8%でホーチミン市内でカンゾー県に次いで2番目に低いと付け加えた。

6月19日以降、ホーチミン市内の全ての公園、緑地、体育館、子供の遊び場は、感染防止対策の一環として活動停止となっていた。

ホーチミン市の南に位置し人口約30万人を抱える7区は、ホーチミン市内で、クチ、カンゾー、ニャーベーと並んでCOVID-19感染を抑制できている地域に指定されている。9月15日以降、7区はホーチミン市人民委員会によって経済回復のために150社の企業の活動再開を試験的に許可されている。

これまでに、7区では1万3732人の感染が確認されており、これはホーチミン市内の22の区と県で15位の感染者数となっている。ホーチミン市内で感染者数が最も多いのはビンタン区の2万8000人以上で、次いでトゥードゥック市の2万6000人以上の順となっている。

出典:21/09/2021 VNEXPRESS
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