両親が仕事に行った後、留守番をしていた7歳と5歳の幼い兄妹は、家の外からドアをたたく2人の若い男に怯え、泣きながら窓からiPadを渡さなければならなかった。
この兄妹はドンナイ省ビエンホア氏に住むボー・ティ・ティエンさんの子供で、1月3日の午後、両親が仕事に出た後、家で留守番をしていた。兄が窓の近くの机でオンラインの勉強をしていると、2人の若者がやってきて裏口のドアを激しくたたいて、ドアを開けるように要求した。二人の兄弟は恐ろしさのあまり泣きだしてしまった。
若者のうちの1人が、家の表側に回って窓をたたき子供たちにドアを開けるように要求した。男の子は泣きながら「ドアは開けられない。開けたら手が切れちゃう。」と叫んだ。幼い兄妹は泣きながら部屋の中を走り回り、部屋の中の防犯カメラを見つめて母親に助けを求めた。
その次に男の子はタオルを取り出して窓を覆うように隠した。しかし強盗たちはドアをたたき続け、iPadを渡すように要求した。そのとき、強盗の一人が窓を壊して強引に開けようとしたので、兄妹はパニックに陥った。男の子がiPadを取り上げて強盗に渡すと、兄妹は泣き叫びながら母親を呼び続けた。この様子は全て室内に取り付けられた防犯カメラに記録されていた。
ティエンさん夫婦は、出稼ぎのためにメコンデルタ地方からドンナイ省にやってきていた。子供たちがコロナの影響で学校にいけないので、毎日両親が仕事に行った後は、兄妹で留守番をしなければならなかった。
ビエンホア市警察は、カメラを分析して犯人を追跡している。
出典:05/01/2022 VNEXPRESS
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