ベトナムを襲った台風ヤギで被災した市民の生活再建を支援するホープ基金への協力としてユニクロベトナムは、9000着の衣類と10億VNDを寄付した。
教育分野に焦点を当てた支援活動には、学校施設の修復、生徒への教科書、文房具、衣服の提供などが含まれる。
「台風ヤギによってベトナム国民の皆様、特に被害の大きかった山岳地帯の子供達に多くの損失がありました。ホープ基金を通じて我々は早急に学校を再建し、子供たちが安心して学校に戻って勉強できるようになるための支援の機会を頂きました。」とユニクロベトナムの西田社長は述べた。
今回の支援活動は、ベトナムの社会と市民に長期的に貢献するというユニクロの重要な取り組みの一環でもある。
9月24日と25日にユニクロベトナムとホープ基金は、イエンバイ省ヴァンイエン県の各学校に支援金と9000着のRe.UNIQLO(古着をリサイクルした衣類)を寄贈した。
生徒向けに数百着の衣類と3億6300万VNDを受け取ったヴァンイエン県スアンアイ村のスアンアイン中学校の校長は、各企業からの支援に感動したと述べた。
「被災した生徒と教師が早期に安定するように支援してくださった企業の皆様に大変感謝しています。生徒たちは素敵な服が着られることを楽しみにしています」と同校の校長は述べた。
ホープ基金の代表を務めるグエン・スアン・トゥ氏は、資金だけでなくRe.UNIQLOの衣類を提供することは、子供達にとって実践的な意味を持ち、長期的な安定した復興に向けたポジティブな価値観を広めるだろうと述べた。
ホープ基金とVnExpressは、教育施設の復旧に焦点を当てた「一緒に洪水被害を乗り越える」というキャンペーンを開始した。これまでにランソン省とイエンバイ省の16か所の学校に25億VND近くを寄付している。今後は、ラオカイ省オン学校支援にも注力する予定だ。
出典:2024/09/29 VNEXPRESS提供
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