7月4日午前9時ごろ、ホーチミン市タイナム街区(旧ビンズン省アンタイ街区)で、精神的に不安定とみられる女性が電線の上に登り、地上に転落する事故が発生した。女性は意識不明の重体となり、現在病院で治療を受けている。
事故が起きたのは、タイナム街区を通る地方道DT744号線沿い。目撃者によると、女性は突然電柱によじ登り、電線の上を這うように移動し始めたという。周囲の住民が危険を察して大声で制止を試みたが、女性は聞き入れず、電線の上を数メートル進んだ後、バランスを崩して地面に落下した。
通報を受けた警察と救急隊が現場に急行。女性はすぐに病院へ搬送されたが、容体は極めて深刻とされている。現場では警察が目撃者からの事情聴取を行い、事故の詳細や原因を調査中である。
近隣住民によれば、この女性は普段、近所で宝くじを売り歩いていた人物で、特に暴れるなどの様子はなかったという。一方で、「最近は少し様子がおかしかった」と話す人もいた。
現時点では、女性の身元や精神状態については正式な発表がなく、当局の調査結果が待たれている。
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