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【法律】外国人の交通違反多発で対応を迫られる交通警察

交通違反を繰り返す外国人ドライバー
(C)TUOI TRE

無謀運転で高校生と衝突

ベトナム中南部カインホア省ニャチャンで、外国人による交通違反が相次いでいる。8月8日夜、4人組のロシア人男性がノーヘルでバイクを暴走させ、音楽を大音量で流しながら市内を走行。午後11時ごろ、チャンフー通りとレタントン通りのロータリー付近で、うち2人が高校生2人のバイクに衝突した。
衝撃で全員が転倒し、車両は損傷。ところが加害側は謝罪や救助をせず、被害者や周囲の市民に対して暴言を浴びせ、そのまま立ち去ろうとした。現場の市民がバイクを押さえ、通報を受けた交通警察が約10分後に到着した。

無免許と酒気帯びを確認

取り調べの結果、加害者は当初「自分は運転していない」と否認したが、市民の動画証拠で事実を認めた。交通警察はこの外国人が有効な運転免許証を所持していなかったこと、酒類を摂取していたことを確認し、関係者全員を警察署へ連行した。

外国人による違反が複雑化

ニャチャン地区交通警察によれば、近年、外国人による交通違反は増加傾向にあり、違反内容も複雑化している。多くは国際運転免許証を所持しておらず、スピード違反、危険な追い越し、車線無視などの違反行為が目立つ。
当局は、外国人が集中して滞在するエリアや主要道路での重点取り締まりを強化。レンタルバイク事業者には、貸出前に国際免許証など必要書類の確認を義務づける取り組みを進めている。

罰金は最大700万ドン

現行法では、外国人が必要条件を満たさずに運転した場合、300万〜700万ドン(約1.8万〜4.2万円)の罰金が科される。一方、取り締まり現場では言語の壁や不服従などの課題もあり、現場対応の難しさが指摘されている。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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