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【社会】飲食店の「配達員は外で待機」張り紙が物議

飲食店の外で立って待つ配達員
(C)THANH NIEN

ホーチミン市内のある飲食店が掲示した「配達員は外で待ち、客席に座らないでください」という張り紙が、SNS上で大きな議論を呼んでいる。

張り紙に批判の声

問題となった張り紙には「配達員は外で待機し、店内に入らず、客席に座らないでください。注文ができ次第、スタッフが外に持って行きます」と記されていた。
これに対しSNSでは「配達員を軽視しているように見える」と批判が噴出。
「店が狭いなら事情を説明すればよい。空席があるのに入店を禁じるのは不適切」「せめて専用の待機スペースを設けるべきだ」といった意見が寄せられた。

一方で「客が快適に食事できるようにするため、店がルールを定めるのは当然」と理解を示す声もあり、賛否が分かれている。

店主たちの見解

ホーチミン市で飲食店を営む複数の店主によると、実際には配達員の待機対応は店舗ごとに異なるという。
あるベトナム料理店の店主は「配達員が暑さや雨の中で待つのは気の毒なので、店内で座れるよう椅子を用意している。ただしマナーを守ってほしい」と語った。
一方、別の米麺料理店主は「混雑時は外で待ってもらうが、空いている時は座って構わない」とし、張り紙ではなく口頭で状況を伝える方が誤解が少ないと指摘した。

配達員の声

配達員の反応もさまざまだ。
「料理を早く渡してもらえるなら外で待っても構わないが、張り紙の文言は冷たく感じる」との意見がある一方で、「外に椅子と駐輪スペースがあれば問題ない」と受け入れる声もある。
SNSでの批判の一方、現場では「効率重視で場所は問わない」とする配達員も少なくない。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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