ハノイ旧市街で、オーストラリア人観光客がシクロ利用時に不当な料金を請求されたとして警察に通報する事案が発生した。
120万ドン請求される
9月22日午後4時頃、オーストラリア国籍のフィリップ・ダミアン氏が、ハノイ市ホアンキエム街区警察に「シクロ観光で120万ドン(約7,000円)を請求された」と通報した。走行したのは旧市街を一周する短距離の観光コースであった。
関与した2人の運転手を特定
ホアンキエム区警察の調査により、関与したシクロ運転手は、フンイエン省出身のN.V.B.(1974年生)とハノイ市出身のN.V.H.(1986年生)であることが判明した。
謝罪と返金で解決
事情聴取の結果、2人の運転手は観光客に謝罪し、請求した120万ドンを全額返金した。フィリップ氏は謝罪を受け入れ、返金を確認し、それ以上の要求はしなかった。
再発防止を要請
ホアンキエム街区警察は2人の運転手に対し、今後は現行規定を超える料金を請求しないよう誓約書を提出させた。また、当局は観光サービス事業者に対し、法令順守と安全・文明的な観光環境の構築を呼びかけ、ハノイの国際的なイメージ向上につなげたいとしている。
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