ベトナムビジネスならLAI VIENにお任せください!入国許可、労働許可証、法人設立、現地調査、工業団地紹介などあらゆる業務に対応します!お気軽にご相談ください!

【観光】海外の旅行ガイドブックから見たハノイとホーチミン市

(C) VNEXPRESS

世界的な旅行ガイドブック”ロンリープラネット”の専門家は、ハノイとホーチミン市はどちらも”非常にベトナム的”だが全く違う都市でどちらも興味深いと話す。

ロンリープラネットは、ベトナムは美しいビーチ、重厚な歴史、多様な文化、豊富な料理などを備えており、誰もが訪れたいと思う旅行先の1つだと記載している。外国人旅行者から最も知られているのは、ハノイとホーチミン市というベトナムの2大都市だ。

ハノイとホーチミン市は、「どちらも非常にベトナム的でありながら非常に異なるという興味深い場所だ」と評されている。ロンリープラネットは、海外からの旅行者が2つの都市の違いをより良く理解できるように海外旅行の専門家にこの2つの都市を評価するよう依頼した。これによって海外からの旅行者は自分の旅行先を正しく選択することが出来るだろう。

ハノイ

ジャーナリストで旅行ガイドブックの著者でもあるジョー・ビンドロス氏は、ハノイとホーチミン市を比較するのはビートルズとローリングストーンズを比較するのに似ていると話す。キプロス出身のビンドロス氏は、一方だけについて話してもう一方を無視するのは愚かな行為だと指摘する。

ビンドロス氏は、ハノイを訪れるたびにいつも感動を覚えると話す。1990年代に初めて旅行したとき、ハノイで凄いスピードで走るバイクが多いことに圧倒された。地元の人々の生活を感じるためには、旅行者は旧市街を訪れてみるべきだとビンドロス氏は話す。早朝にこの辺りを散策すれば、路地で野菜や果物を売る人々、周辺を動き回るシクロ、バルコニーで将棋に興じる老人たちと出会うことが出来る。

また、ハノイの料理には、フォー、ブンチャー、バインクオン、バインミー、ベトナムコーヒー、冷えた生ビールなど旅行者を魅了する様々な味が溢れている。

ビンドロス氏は、ハノイではタンロン城跡とホアンキエム湖から出発し、ハイバーチュンと文廟を巡る歴史探訪が簡単に出来ると評価する。ベトナム戦争に関する証跡ではホーチミン市にはかなわないものの、ハノイにも歴史博物館や女性・民族博物館など素晴らしい博物館が存在するとビンドロス氏は指摘する。「ハノイはベトナムを旅行する際の出発地として最適です」とビンドロス氏は話す。

ハノイはとても楽しい。旅行者はバーで飲んでみたり、歩道に座ってビアホイを楽しむことも出来し、物価もそれほど高くない。

ホーチミン市

ロンリープラネットの東南アジア地域を担当する旅行専門家のジェームス・ファン氏は、ハノイはベトナムの政治・文化の中心地であり、ホーチミン市はそれ以外、例えば食事やエンターテイメント、ビジネスなどの中心地だと説明する。

ハノイには千年以上にわたる重厚な歴史がある。ホーチミン市は比較的歴史が浅いが、活気に満ちた街並み、新しいインフラ、熱気にあふれたナイトライフがそれを補っている。「例えるならハノイは伝統を重んじる兄であり、ホーチミン市は若くておしゃれな弟といったところです」とジェームス氏は話す。

ジェームス氏はホーチミン市の中心部を”エレガントで街路樹に囲まれている”と表現し、ハノイの「いつも混雑している」旧市街とは対照的だと話す。ホーチミン市も1区にあるオペラハウスやノートルダム大聖堂、中央郵便局から活気あふれるチョロン地区まで市内全域に多くの観光名所が存在する。様々な料理が溢れていることもホーチミン市の魅力だ。「1か月間、毎食違うものを食べようと思っても簡単に実現できてしまうところが気に入っています」とジェームス氏は話す。

ジェームス氏は、ハノイの冬は驚くほど寒いこともあるのに対してホーチミン市は一年中温暖な気候だとして、ホーチミン市への旅行を薦める。ハノイにはハロン湾や北部山岳地帯が近くにあるように、ホーチミン市にもコンダオ島、ムイネービーチ、フーコック島などが近くにあり、メコンデルタへの玄関口でもある。

ジェームス氏は、歴史や文化に興味のある人はハノイ市を選び、エキサイティングな旅行を楽しみたい人はホーチミン市を選ぶべきだとアドバイスする。

出典:23/11/2023 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作