■ 法制度上の「ボトルネック」解消がほぼ完了
1月17日午後、ベトナムのファン・ミン・チン首相は、法体系における課題の点検・解消を担当する政府指導委員会(第7回会合)を主宰した。本会合では、2020年以降の法制度の点検状況と課題解消の成果、2025年に向けた取り組みを評価し、2026年以降の方向性を協議した。
チン首相は冒頭、制度整備は「突破の中の突破」であると強調。2025年に向けた制度構築は強力に推進され、立法作業の量は過去最大となり、法整備にかかる考え方も大きく刷新されたと述べた。
■ 過去最大の立法量を達成
政府はこれまでに国会へ99本の法律や決議案を提出。とりわけ第15期国会第10回会議では55本が審議・可決され、戦略的な党中央政治局決議を実施するための特別な枠組み・政策も多数導入された。また、374本の政令も公布され、法制度の整備が大きく進展した。
ベトナムの共産党・国会・政府はいずれも、法的障壁の解消を徹底し、「ボトルネックの中のボトルネック」を「突破口の中の突破口」へと転換し、国家の競争優位性につなげることで、資源の活用や発展のための法的基盤を整備することを目指してきた。
■ 98.3%の課題を解消
チン首相によれば、党中央政治局の決議66号に基づき、2025年までに法令上の「ボトルネック」解消作業は 98.3%の達成率 に達した。主な取り組み分野は、法令文書における不備の修正、党中央政治局の諸決議(57号、59号、66号、68号、71号、72号など)の迅速かつ効果的な制度化である。
併せて、地方行政機構の二層モデル再編に伴う法的課題の調整、権限委譲をめぐる法的問題への対応、発展に向けた制度的障壁の解消、行政手続きの簡素化・削減も重点的に進められた。
■ 午前にはレアアース国家戦略やBT事業の課題を協議
この日の午前にファン・ミン・チン首相は政府常任会議を主宰し、
- レアアース国家戦略案
- BT(建設・移転)事業の移行案件に関する課題解消のための政府決議案
- BT方式の交通インフラ事業に関する法令案
について意見を交わした。
● レアアース国家戦略
首相は、レアアース分野における国家管理の強化、深加工の優先、国家予算・官民連携・民間投資の動員、先進技術の導入と習得などを指示した。
● BT事業の課題解決
移行中のBT事業については、財務省をはじめ関係機関に対し、各意見を踏まえて迅速な手続きで政府決議案を完成させるよう指示。監査未実施の案件については、地方人民委員会が所管権限に基づき監査・処理を行うよう求めた。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN




















