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【経済】ハノイ市ハイバーチュン区は、10月1日からの事業活動再開を提案

(C)VNEXPRESS

ハノイ市のハイバーチュン区は、もし9月一杯で同地区がグリーンゾーンであることが確定すれば、全ての事業・サービス活動を再開させたい考えだ。

これは、ハイバーチュン区人民委員会が9月17日に提出した9月21日以降の事業活動再開方法とハノイ市人民委員会主席の公電20号の実施結果に関する報告書で明らかにした内容だ。ハイバーチュン区は9月21日以降の経済回復方法を2段階に分けることを提案している。

第一段階(9月21日8時から9月30日まで)では、ハイバーチュン区は、企業、工場などの活動に関して規定された感染防止対策を確実に実施したうえで、50%未満の効率で活動再開を許可する。飲食店はデリバリー販売のみを許可し、営業時間は21時までとする。

一方で、カラオケ、ディスコ、バー、スパ、ビューティーサロン、ビューティークリニック、屋内スポーツ施設、娯楽施設、ゲームセンター、屋外スポーツ施設、インターネットサービスなどの必要不可欠ではないサービスの活動再開に関しては、ハノイ市人民委員会の指示を待つとしている。

バックホア市場、グエンコンチュー市場、クインマイ市場については、引き続き活動を停止させる。ホン市場、ドゥックビエン市場、モー市場、ドンタム市場については、5Kルールを遵守し、市場を出入りする人にQRコードを提示させ、社会距離を2m以上確保することで、必需品の販売のみを許可する。

スーパーマーケット、コンビニエンスストア、食材店は、100%の稼働が認められる。ハイバーチュン区では引き続き、区内各所での19台の移動式販売店を継続稼働させ、市民生活をサポートする。

隔離された地域内にある工場や事業所の活動は引き続き停止される。また職場、学校、病院を除き10人以上が集まることも禁止される。

第2段階(10月1日以降)では、区がグリーンゾーンと確認した地域は、ニューノーマル状態として事業所、工場、販売店、市場、スーパーマーケット、ショッピングセンターなどの活動を全面的に認める。

飲食サービスは、ニューノーマル状態として活動が許可されるが、5KルールやQRコード提示などの感染対策は厳格に実施する必要がある。

区内の市場は、5Kルールと保健省の指導に厳格に従うことを条件に活動再開が許可される。スーパーマーケット、コンビニエンスストア、食材販売店は、通常通りの営業が認められる。

区内の全ての経営、販売、サービスはニューノーマル状態の中で活動が再開できる。同時に区は、職場、病院、学校以外の場所で市民が密集することを引き続き禁止する。

統計によるとハイバーチュン区では感染第4波以降に243人の感染者が確認されている。また、区内のワクチン接種対象年齢以上の市民の98%以上が1回目のワクチン接種を完了している。9月21日までに区内の18街区中17街区で隔離または、閉鎖された場所が無くなり、新規の市中感染者は0になる見込みだ。

9月15日のハノイ市人民委員会の評価によると、ハイバーチュン区は、ハノイ市内で感染リスクのある8つの区と県のうちの一つだとされている。そのため、ハイバーチュン区は、ハノイ市が9月16日以降の規制緩和対象とした19の区と県のリストには含まれていなかった。

これより前、ハノイ市人民委員会では、今後の感染防止対策の参考にするとして、市内の全ての区と県に対して人民委員会主席の公電20号の実施結果の評価と9月21日以降の経済と製造業の再開方法に関して報告書を提出するように求めていた。

出典:19/09/2021 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作