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ベトナムニュース【新型コロナ】COVID-19の後遺症による倦怠感

(C) VNEXPRESS

COVID-19へ感染した人は、回復した後も倦怠感を感じ、呼吸が荒くなり、会話が疲れるようになることがよくある。より重症の場合は、疲労感のために日常生活すらままならなくなる。

ホーチミン市医薬大学のリハビリ専門医は、『COVID-19回復ハンドブック』の中で、COVID-19感染者の後遺症である倦怠感は、各個人によってレベルが異なると指摘する。

疲労感のレベルは各段階によって分類されている。日常生活で特に倦怠感を感じなければ、倦怠感無しとなる。日常会話で息切れを感じる場合は、軽度の倦怠感で、息苦しくて会話ができないようなら重度の倦怠感、倦怠感によって何もする気が起きない場合は、重篤な倦怠感と分類される。

倦怠感を軽減し、エネルギーを節約するためには、作業を分割し、休憩をうまく組み合わせる必要がある。疲労を感じるまでの時間を事前に計算し、倦怠感の症状が出る前に休憩をとる必要がある。適切な作業スピードを決め、焦らずにゆっくりと作業をおこない、作業の重要度を見極め必要な場合は、周りにサポートをお願いする。

かがんで重いものを持ち上げるような作業は避ける必要がある。立ち作業は止めて座り作業とし、静かで風通しの良い休憩場所を確保する。

患者はまた、日常生活の中で心拍数を定期的に計測した方が良い。心拍数を年齢に適した数値以下に安定させておく必要がある。例えば、57歳の女性の場合、日常生活の心拍数は93か94未満にしておく必要がある。

出典:16/01/2022 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作