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ベトナムニュース【健康】毎年平均20万人が心血管疾患で死亡

(C) VNEXPRESS

ベトナムでは、毎年約20万人が高血圧による心血管疾患で死亡しており、死亡原因の33%を占めている。

「世界統計によると世界の死亡原因の第3位はCOVID-19となっており、一方で心血管疾患は依然として死亡原因の第1位となっています。」と9月24日に開催されたワールド・ハート・デーに向けた会合で国立心・血管疾患研究センターのファン・マイン・フン所長は述べた。

毎年、脳梗塞を含む心血管疾患による死亡者は、世界で1790万人前後と最も多く、ベトナムでも毎年約20万人がこの病気で亡くなっており、全死亡原因の33%を占めている。心血管疾患の中でも冠動脈疾患と脳卒中が主な死亡原因となっている。

心血管疾患研究センターの統計によると、成人の高血圧症の割合は25%となっており、4人に一人が高血圧ということになる。高血圧の人は、正常な人と比べて脳梗塞での死亡リスクが4倍、心臓疾患での死亡リスクが3倍に増加する。

フン所長によると一般に心血管疾患は、高齢者の病気だと考えられている。しかし、実際の若年層と中高年層の患者は、世間一般で考えられているよりもはるかに多いとフン所長は指摘する。この病気は年齢に関係なく誰にでも起こり得るもので、発症年齢も年々若年化している。

「一般的に若い人は病気のリスクが少ないと考えており、合理的な予防措置をとらないことが多いです。これは、患者とその家族、更には社会全体にとって大きな負担に繋がっています。」とフン所長は話す。

専門家によると商業的なライフスタイル、環境汚染、肥満、などによって人々は、非伝染性の病、内分泌疾患、癌、そして心疾患に直面するようになった。

その中で、若年層の心血管疾患増加の主な理由はアルコール、喫煙(能動または受動の双方)、運動不足、肥満、糖尿病、高血圧、夜更かし、ストレスなどとなっている。

専門家は健康な心臓を保つための8つの秘訣として体重を管理し、ダイエット(太りすぎの場合)をおこない、禁煙し、動物性脂肪を控え、塩分を1日6g以下に減らし、1日1万歩以上歩き、アルコール類の接種を控え、不安やストレスを遠ざけて平穏な生活を送ることを推奨する。また、血圧はもちろんのこと、リスク要因となる血糖値や中性脂肪なども定期的に検査することが重要になると指摘している。

出典:24/09/2022 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作