ベトナム経済を支える大きな要因がFDIであり、海外の企業による投資です。
FDIの上位は日本、韓国、シンガポール、香港などが常連国であり、2018年からは中国からの投資が増加しています。
中国の投資の増加は、米中貿易摩擦によりベトナムに工場を移転する中国企業が増えたためだと考えらえます。
中国本土からだけでなく、香港経由でのベトナム投資も増えています。
日系企業では、以前は製造業が多かったのですが、小売・流通、コンサルティング、IT、建設などサービス業が増加しています。
製造業は大手企業の進出がほぼ出尽くして、中小企業が中心となっています。
また、製造業はハノイやホーチミン、その周辺省だけでなく、地方に進出する企業が増えてきました。