11月23日から25日にかけての集中豪雨により、ゲアン省では数百ヘクタールの田畑が浸水被害を受け、フングエン県では、一人が水に流されて死亡した。
ゲアン省防災管理委員会によると11月24日の朝、フングエン県在住のホアン・バン・ビンさん(36歳)がタックティエン湖に漁に出て大雨による洪水に流され、その後、遺体で発見された。
この大雨はまた、ヴィン市、フングエン県、ギーロック県、イェンタイン県、ドールーン県などの農業にも深刻な打撃を与えた。ズッキーニ、トウモロコシ、ジャガイモなどの畑では、430ヘクタール以上が被害を受けており、水田と花畑も80ヘクタール以上が浸水した。また、2000頭以上の家畜が死んだり水に流されたりしている。
11月23日の夜から24日にかけての大雨でヴィン市内の多くの道路が20~50㎝浸水した。低地にある一部の住宅では屋内浸水の被害も出ている。
防災管理委員会によると、11月23日の19時から25日の朝までにヴィン市に降った雨の量は709㎜とされ、フングエン県でも409㎜の雨量が記録された。この大雨は、大陸性寒冷高気圧の影響とみられている。
「例年11月に大雨が降ることは稀です。今回の豪雨はまさに異常気象と言えるでしょう。」と防災管理委員会の担当者は話す。
出典:27/11/2022 VNEXPRESS
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